IoTが流行になりつつある現在、電子工作などに興味をもつ人も多いと思います
今回は、ワンボードコンピュータとして人気のある、ラズベリーパイ(RaspberryPi)をはじめるために必要なもの一覧を紹介します
必要なもの一覧
必要なもの | 簡単な説明 | 値段(円) |
ラズベリーパイ(RaspberryPi)本体 | 最新版はRaspberryPi Model 4 B | 8890(8GB) |
micro SD カード | ラズパイではハードディスクではなく、micro SDを使用する 16GB以上推奨 | 490 |
USB電源ケーブル | ラズパイ4まではmicro USB ラズパイ4からType Cなので端子に注意 | 1099 |
モニター | 公式のものもあるが、パソコンやTVで代替可能 | 3099 |
マウス | すでに所有してる場合は必要なし | 899 |
キーボード | すでに所有してる場合は必要なし | 2700 |
HDMIケーブル | ラズパイ4まではHDMI ラズパイ4からMicro HDMIなので端子に注意 | 999 |
注意:値段は記事執筆時
他に必須ではないですが、あると便利なものとして、本体のケースがあります
順番に解説していきます
ラズベリーパイ(RaspberryPi)本体
ラズパイの本体です、これがないと何も始まりません
公式サイト(https://www.raspberrypi.org/products/)を見ると、たくさんの種類があることがわかると思います
性能や価格に違いがありますが、とりあえず最新版のRaspberryPi 4 Model Bを選べばよいと思います
それ以前のものですと、RaspberryPi 3 Model B+がおすすめです
micro SD カード
ラズパイ上で、PCのハードディスクの役割を果たします
micro SD カードはラズパイとの相性もあるため、選ぶのが大変です。相性に関してはこちらのサイトが参考になると思います
8GB程度でも動かすことはできますが、推奨は16GBまたは32GBです
micro SD カードは、ものによって、書き込む速度が異なります。快適に使用するためには、ある程度の速度のものを使用するといいでしょう
自分で調べて買うのが面倒な方は、micro SD カードが付いている、キットを購入するというやり方がおすすめです
USB電源ケーブル
ラズパイに電源を供給するためのもの
ラズパイ3 , 4は2500mAを推奨しているので、それに合ったものを購入する必要があります
また、ラズパイ4まではmicro USB、ラズパイ4からType Cと、端子が異なるので、購入する前にしっかりとチェックしましょう
マウス・キーボード・モニター
すでに所有のPCがあって、揃っている場合は新たに購入する必要はありません
所有しているものがノートPCの場合は、HDMIの出力端子しかついていないので、モニターを購入する必要があります
モニターはラズベリーパイ専用のものが販売されていますが、個人的に専用のものを買うメリットがあまりないのでなんでもいいです
マウス、キーボードは、とりあえず買わずにやってみて、抜き差しが面倒に感じたときや、必要に感じたときに購入していく感じで良いと思います
抑えられる費用は抑えましょう
HDMIケーブル
こちらも、すでに所有している場合は必要ありません
必要になって購入する際には、ラズパイ4まではHDMI、ラズパイ4からMicro HDMIなので端子に注意しましょう
本体のケース
あれば便利と書きましたが、出来れば購入してもらいたいもの
これがないと、ラズパイ本体をむき出しで作業することになるので、破損や故障の原因になります
1000円程度しますが、ラズパイ本体が故障して、買い直す方が高くつきます
ケースはスターターキットに付いていることが多いので、本体とケースを別々に購入するよりも、まとまったキットを購入するのがおすすめです
一つ一つ買うのがめんどくさい方へ
最初に記述した必要なもの一覧を1つ1つ探して、端子をチェックして…
というのは中々大変で面倒だと思います
そういう方におすすめなのが、キットを買うという選択肢です
モニター、マウス、キーボードはセットに入っていませんが、その他の必要なものを一括で揃えることができます
ラズパイ4ですとこちらのセット
電源ケーブルとケース、そして熱放出のためのヒートシンクがセットに含まれています
さらに付属のMicroSDには最初からRaspberry Pi OSがインストールされているため、最初のセッティングをする手間が省けます
ラズパイ3ですとこちらのセット
ラズパイ3を始めるために、(モニター、マウス、キーボード以外の)必要なものは全て入っているセット
こちらも、付属のMicroSDには最初からRaspberry Pi OSがインストールされているため、最初のセッティングをする手間が省けます
最新版のラズパイ4ではないので、少し割安です
まとめ
今回は、ラズベリーパイ(RaspberryPi)をはじめるために必要なもの一覧を紹介しました
色々と調べて買うのもありですが、セットで一括で買うのが楽でいいと思います
モニターやマウス、キーボードは家にあれば、それを使用すればいいですし、新たに買うとしても高価なものは必要ありません
ラズベリーパイは、とりあえず電子工作をしてみたい方、機械に興味がある方、組み込みの勉強をしたい方など、多くの人にとって楽しめるものだと思います
ぜひぜひやってみてください
最後までお読みいただきありがとうございました